供述がビデオに録画される場合

 In Litigation, Litigation Finance, 日本語ポスト

証人の供述がビデオ録画されると事前通知を受けた際には、事前に下記の通り手配することをお勧めする。

  • 個別モニターを手配し、定期的に映像を確認。
  • 必要であれば補助的照明を要求する。下向きの明かりの場合、目が陰になるケースが多い。
  • 音質を守る為、撮影業者にヘッドホンの使用を要求。
  • 証言者の背景は1メートルくらい離れた所に無地で無難な布を使う。
  • 目や顔が陰になっていないことを確認。
  • 顔の映りがぼけていない ことを確認。
  • 証言者の髪が薄い場合、光らないよう注意。
  • 真正面より少しずらした角度から撮影。
  • 回転椅子やロッキング・チェアを使わない。

一般的にな注意

  • 趣味よく鼻先に老眼鏡を乗せる人もいるが止めた方がいい。
  • 手で顔を触ったりしない。
  • 以前は証言者にストイックに、質問されたことしか言わない。単語1つで答えられるのであれば、それ以上しゃべってはいけないと述べたが、ビデオの場合、それは回避的に見えるので十分に答えているように見せる必要がある。(例えば、質問を言い換えるなど。)
  • 飲み物などはビデオに写らない場所におく。
  • 水は控えめに飲む(ボトルではなくグラスから)。
  • 証言者は弁護人を見て許可や指導を求めてはいけない。

男性証言者の場合の注意

  • 青いシャツ。
  • 目立つ宝石を止める。

女性証言者の場合の注意

  • 大きい模様のドレスを避ける。
  • 飾りは品よく。
  • 保守的な物を選ぶ。
  • ボディコンシャス、露出度の高いものは避ける。