無期限グリーン・カードの撤廃

 In 日本語ポスト

1979年から1989年8月までの10年間、アメリカの移民局は失効日(expiration date)が書かれていないグリーン・カード(無期限グリーン・カード)を約75万人に発行した。2007年8月22日には、移民局がその無期限グリーン・カードを廃止する提案をした。2008年の春ごろにその提案が法律になると思われる。しかし、仮に現時点でまだ義務付けられていなくても、無期限グリーン・カードが無効になる前に、更新をした方がいいと思われる。なぜなら、提案法が決定した時点で、75万人の更新者が殺到すると思われるからだ。すると新カードの発行に伴うFBIの調査なども遅れると予想される。つまり、今の内に更新しておいた方が手続きが比較的短くスムーズに行く可能性が高いからである。現時点では、新カードの手続きに要する期間は約6ヶ月間と言われている。

新カードの手続きに関しては、移民局のWEBSITE http://www.uscis.gov/ にアクセスして「I-90」とその説明を参照。http://www.uscis.gov/files/form/i-90.pdf
http://www.uscis.gov/files/form/i-90instr.pdf

新しいカードが発行される前に出国予定があれば、同 http://www.uscis.gov/ で「INFOPASS」にクリックして臨時(6ヶ月有効)永住証明をパスポートにスタンプをしてもらえる。そうすれば、再入国の際に、グリーンカードがなくても、永住権を証明することができる。